忘年会のお店選びで失敗しないポイント8選

忘年会の幹事はお店選びも任され、「自分が選んだお店が良くなかったらどうしよう」と不安がつきものです。
今回は忘年会のお店選びで失敗しないポイント8選をまとめたので、忘年会会場を探す際に活用してください。

忘年会の目的に合う店を設定する

忘年会は会社全体で行うもの、気の知れた同僚同士で行うもの、プライベートで行うものなどあります。
どのような目的で行うのかによって、合うお店は変わってきます。
忘年会の目的に合わないお店選びをすると、忘年会の雰囲気が悪くなる原因になりやすいです。

会社全体で行うものについて、年齢層が高い傾向ならば上品さがある少し高めの和食居酒屋などが合います。
焼肉も一次会向けなので他の人と相談してみて、意見が合えば焼肉も良いでしょう。
焼肉店の注意点として、社長も出席するからと高級過ぎるところに決めると、一般社員が落ち着かなくなるのでバランスの良さが必要です。
会社の同僚や友人と行うもので1年間の憂さ晴らしが目的ならば、賑やかな雰囲気のお店を探してみましょう。

料理の内容と飲み放題つきかの確認

忘年会は基本的にコース料理を頼むことになるので、お店選びで失敗しないためにコースの内容をよく確認してください。
基本的には1人4,000円ほどの予算で考えておき、コースの内容が量と質ともに値段に見合っているか調べておきます。

お酒が必須となる場合は、飲み放題付きかどうかもチェックするべきポイントです。
お酒は人によって好みがあるため、アルコールドリンクの種類が豊富なお店が良いです。
ソフトドリンクの種類も揃っていると、飲めない人でも色々なドリンクを選ぶことができます。
コロナ対策のために料理は大皿で取り分けるスタイルではなく、個別配膳中心のお店にすると参加者も安心して料理を楽しめるでしょう。

個室と横並び可能なテーブルがあるか

忘年会の会場候補に考えているお店に個室があるか、また人数が多い場合に横並びで使える大きなテーブルがあるかもお店選びのポイントです。
会社全体で行うものだと、会話の中で他の人には聞かれたくない内容が出てくるかもしれません。
個室で宴会場が区切られていれば、自分たちが話す会話を周りに聞かれずにすみます。

ビンゴゲームなどで遊ぶ予定がある場合、個室だと気兼ねがいらないのでおすすめです。
参加者の人数が多い場合、小さなテーブルに分けて座ると幹事が全体を管理しにくく、進行がスムーズにいかなくなることがあります。
参加者が多いときは、横並びで座れるテーブルが設置されていると望ましいです。

コロナ感染予防対策の実施をしている

忘年会の幹事として、飲食店がコロナ感染予防対策を実施しているかも忘れずに確認しましょう。
コロナ感染対策がきちんとされていない会場を選ぶと、参加した人を不安にさせるという失敗をおかしてしまいます。
店内の空気の入れ換え、飛沫が飛ばないための間仕切り、従業員と利用客双方に対しての手洗い・アルコール消毒・マスク着用がされているか入念にチェックしてください。
会を取り仕切る幹事の責任として、参加者の安全面にも気を配りましょう。

酒類提供時間内の予約が可能か

飲食店ではたびたび営業時間短縮がされるようになり、アルコール類の提供も条件つきになっています。
2021年の年末も状況が改善されない恐れがあるため、忘年会のお店選びでは酒類提供時間にも気をつけなくてはいけません。
飲食店によっては酒類提供時間内での団体客の予約には何名までと、人数制限を設けている場合があります。
一次会と二次会のお店選びも含めて、参加予定の人数で酒類提供時間内の予約ができるお店か調べてください。

人数が未確定でも予約ができる

忘年会は事前に参加希望をとっても、「参加したいけど予定でまだ分からない」と参加できるか未確定な人もいます。
はっきりとした予約人数が分からなくても、忘年会の一次会・二次会に使うお店は早めに予約しないと埋まるので抑えておく必要があります。

利用客の人数が確定していない場合でも予約ができるかを、電話やメールでお店の人に聞いておきましょう。
未確定ではダメという場合は候補から外すか、未確定の人に回答期日を設けるなどしてください。
予約が可能なときは人数が増える際の対応などを、会場側と細かく打ち合わせしておくのと良いです。

口コミチェックと下見で高得点の店にする

忘年会のお店選びで失敗しない最大のポイントは、「評判の良いお店」であるかに尽きるでしょう。
グルメサイトの口コミのチェックや、自分で来店して下見をするなどお店の評判を実際に確かめるのがおすすめです。
口コミが高いお店からいくつか候補を決めて、幹事である自分がどんなお店か見に行きます。
料理のおいしさ、店内の清潔度、スタッフマナーや接客が良いかなど、点数化してチェックすると良いでしょう。
候補の中から自分でも良いと思える高得点のお店があったら、そのお店にしてはいかがでしょうか。

アクセスしやすい範囲でお店を絞る

忘年会を開くお店は参加者たちがアクセスしやすい場所にあるお店から絞り、移動が不便な場所にあるお店は避けてください。
会社関連で行うものについては、会社から近い範囲で探すのが適しています。
プライベートで行うものについては、全員がアクセスしやすい駅周辺で探しましょう。
二次会に使うお店選びは一次会の会場から近いお店にして、一次会がお開きの後に歩いていけるお店が最適です。

まとめ

忘年会に使うお店は見ておくべきポイントを抑えてお店選びをすれば失敗しないので、悩まないでお店のピックアップを進めていきましょう。
おすすめしたいチェックポイントは8つもあり細かいですが、落ち着いて一つ一つチェックしながらお店を調べていくと良い会場が見つかるはずです。